斑鳩町 台風一過--王寺町弁護士事務所の窓から
2014-08-11
奈良県王寺町の弁護士事務所、中西達也法律事務所でございます。
先日、このブログに8月2日 斑鳩町で開催されました平成26年度奈良県防災総合
訓練に参加しましたということを書かせていただいたと思います。
週末おそった台風はまさに大和川及び富雄川の水位が上昇し,斑鳩町の地域によっ
ては避難勧告が発令されたのです。
エリアメールにてまず第1報 11時20分 避難準備情報
第2報 13時25分 避難勧告
15時06分 避難勧告解除
17時 頃 ほとんどの地域の避難準備解除
次々と送られてくる斑鳩町、王寺町、三郷町、平群町、安堵町のエリアメールをにら
みながら先日の訓練を頭の中で反復! しかし、訓練時は終了間際に雨が降っていま
したが、避難所への移動訓練(なるべく水につからない道路通行)の時は、雨は降っ
ていなかったのです。
週末の台風接近時には避難準備地域だったので、現実を考えみて唖然としました。
この暴風雨の中、外へ出て歩いて避難所まで本当に無事にたどりつくことができるの
だろうか? 傘なんか役に立たない!! 避難バックの中に着替え、タオルを入れて
も、行き着いたところで、きっと雨に濡れて使い物にならない!! もし、近隣のお
年寄りなど、助けを必要とされている方々に手をさしのべることができるだろうか?
まず、自分がこの雨も風も強い中歩けるの?
台風一過とは台風が通り過ぎたあと、空が晴れ渡りよい天気になること。転じて、騒
動が収まり、晴れ晴れとすることですが、なんか気持ちは晴れ晴れにはなりませんで
した。
もう一度、避難について考えさせられた週末でした。
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