斑鳩町 梨の産地--王寺町弁護士事務所の窓から

2014-08-07


奈良県王寺町の弁護士事務所、中西達也法律事務所でございます。

今日は立秋です。今日から暦の上では秋。この連日の猛暑も残暑と表現されます。

身近にある秋の果物に梨があります。

そうです。斑鳩町は梨の産地なのです。
 
斑鳩町稲葉車瀬地区は奈良県内平坦地域唯一の赤梨産地です。

 
斑鳩西小学校は梨畑の中にある、といってもいいかもしれません。

およそ6haの梨園で大和川流域の豊かな土壌で育った甘くてみずみずしい梨達はこれ

から始まる収穫を今か今かと待ちわびているようです。

歴史を紐解いてみますと、明治後期にはこのあたりは隣接する安堵町中心に西日本一

梨の産地で海外にも輸出をしていたようです。

ちょうど天理軽便鉄道が走っていた頃です。

稲葉梨部会員全員は他産地に先駆けて黄色忌避灯(対象はカメムシ・ヤガ類)や

や性フェロモン剤(対象はシンクイムシ類)の導入に取り組み

農薬散布回数の低減による「環境にやさしい農業」の実践を図っています。

食の安心安全を心掛け、「エコファーマー」を取得しています。
 
「エコファーマー」とは、平成11年7月に制定された「持続性の高い農業生産方式の

導入の促進に関する法律(持続農業法)」第4条に基づき、

「持続性の高い農業生産方式の導入に関する計画」を都道府県知事に提出して、

当該導入計画が適当である旨の認定を受けた農業者(認定農業者)です。

今、食に関する関心が高まっています。地元の生産者が見えるという安心安全をもっ

と活用したいと思います。

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