斑鳩町防災避難所訓練--王寺町弁護士事務所の窓から
奈良県王寺町の弁護士事務所、中西達也法律事務所でございます。
8月2日 斑鳩町で開催されました平成26年度奈良県防災総合訓練に参加いたしま
した。
今回は大和川及び富雄川の水位が上昇し,避難勧告が発令されたとの想定で
大和川河川敷にて大規模な被災地訓練、
また、斑鳩町内三自治会が合同で避難所訓練が斑鳩町中央体育館で行われました。
まずは、各自治会の所定の避難場所への徒歩での避難。
その後、会場を斑鳩町中央体育館へ移し、奈良県社会福祉協議会から災害ボランティ
アについての説明を受けました。
その後、避難所運営訓練へと続きました。
さて、避難はしたけれども、何を先にすればいいのでしょうか。
① 避難所の受付を設置する。(次々と避難してくる人を確認をするため)
② その避難所の代表を選出する。
③ 人数報告をする。
④ 通路を設営する。(居住スペースの確保)
防災士会奈良県支部の方からアドバイスがあり、約100名の住民参加者でさっそく
取りかかりました。
実際に動いてみると、受付机の向き、通路の設営がうまくいきませんでした。通路を
広く取ってしまうと居住空間が狭くなってしまいます。1.5mもあれば車いすでも十
分に通行できるとのことでした。
その後、自治会別に別れて実技訓練。
① 救命救急(AED)実習
② 三角巾の使用方法
③ 簡易担架作成と運搬
あいにくの雨模様でしたが、体育館外では、炊き出し、伝言ダイヤル体験、災害
救援自販機体験など充実した訓練がおこなわれました。
体育館では午後からも医療チームによる訓練が行われたそうです。
協力団体・企業(46団体)及び行政機関(17団体)、訓練参加もさることな
がら準備も大変だったと思います。
防災関係機関などの連携体制の強化及び住民の防災意識の高揚を図ることを目的
とした今回の訓練に参加して、私自身、家族及び近隣の住民との自主防災組織の
活動の大切さをしみじみと感じました。
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