西和7町 弁護士--王寺町弁護士事務所の窓から

2016-03-14


奈良県王寺町の弁護士、中西達也法律事務所でございます。

 成年後見人は、成年被後見人(後見開始の審判を受けた人。)に代わって、成年被後見人の身の上や財産に関する契約等の法律行為をすることや、成年被後見人が誤った判断に基づいて契約を締結した場合にそれを取り消すなどして、成年被後見人を保護し、その権利を守る立場の人です。
 中西達也法律事務所、当事務所の中西達也弁護士もいわゆる専門職後見人として後見業務をおこなっています。本人意思尊重義務は、成年後見人の職務として基本的な指針です。本人の心身の状態や生活状況に配慮しながら、本人の為に必要な代理行為を行い、財産を適正に管理をしていきます。そこで、わたくし達事務局も当然弁護士のお手伝いをしていきますが、日々携わる後見事務、どれ一つとして同じものは有りません。出来るだけ多くご本人様と面接を繰り返し、認知症であっても、精神障害があっても、少しでも普通に近い生活が送れるように。有効に介護制度や今ある財産を活用する判断を、本人に代わって下しています。そのためには、付随的に財産管理も大切になっていきます。また、地域との連携や調整を密にし、安心して日常生活を満足に送らせたく、弁護士は日々研鑽に励み、活動をしています。
    先日、上牧町の地域包括支援センターへお伺いをしたときに「西和ジャーナル」という医療と介護の安心情報誌を頂いてまいりました。日本の少子高齢化には歯止めがかかりません。いつまでも住み慣れた地域で,安心して暮らしていくために,地域包括ケアシステムが構築されてきています。自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるために,医療・介護・予防・生活支援・住まいが一体的に提供される仕組みです。地域にある様々なサービスを利用しながら,自宅で療養生活を送ることができる町づくりを,西和地域7町では目指しています。弁護士もその一員として活躍しています。

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