斑鳩町 西和ふれあい祭り--王寺町弁護士事務所の窓から
奈良県王寺町の弁護士事務所、中西達也法律事務所でございます。
斑鳩町神南にあります地域活動支援センター「まーぶる」から,今年も「西和ふれあい祭り」の案内が届きました。
昨年は,11月15日でしたが,今年は10月31日(土)10時~13時頃までとの事です。大和川沿い(王寺町寄り)、 斑鳩町神南5-14-14 「らそら・まーぶる」で開催されます。
オープニング10時からは河川敷で「WA楽」の力強い和太鼓の演奏が行われます。そのほか11時~は弦楽器の「Y.Yアンサンブル」の音色でお楽しみ下さい。そして12:15から王寺町学校6年生の「六斎亭 空念仏」さんによる落語が行われます。
また、「まーぶる」の利用者さん作成の作品展示や、福祉事業所出店のケーキ、クッキーの販売、斑鳩町の民生委員、児童委員の方々、社会福祉法人ちいろば会・萌の職員が白玉ぜんざい・おにぎり・フランクフルトなどを販売します。今年は,地元のお店の出店もあるそうです。そして大和川の河川敷ではピンボール・輪投げを設営し、フリーマーケットも出店されます。雨天決行とのことですが,秋晴れの天気に恵まれてほしいので,てるてる坊主を作りましょう。
地域活動支援センターは主に精神障がいのある方々が地域で生き活きと暮らすために孤立を防ぐための日中の居場所や楽しむ機会、暮らしに役立つ情報の提供、また精神しょう害についての広報啓発活動を行っている施設です。その他精神保健福祉関係機関としては、障害者相談支援事業所、就労継続・移行支援事業所、通所授産施設、グループホームなどがあります。精神疾患について正しい知識の普及啓発とこころの健康づくり等をするためさまざまな機関が活動をしています。
2009年に,今後の精神保健医療福祉のあり方などに関する検討会報告書である「精神保健医療福祉のさらなる改革に向けて」が厚生労働省から示されました。「地域を拠点とする共生社会の実現」のために「もとより,国民の生活の本拠は住み慣れた地域であり,国民一人一人は,必要なサービスを選択し利用しながら,日々の生活を送っている。精神障害者も,当然に,国民・地域住民の一人として,結婚や子育て、就労など,本人が望む生活を安心して送ることができるような地域社会の構築が求められる。その意味で,医療,福祉などの支援についても,精神障害者の住み慣れた地域を拠点都市、精神障害者同士の支え会いを重視しながら,精神障害者と向き合う中で,本人の意向に即して,本人が充実した地域生活を送ることを見守り,応援するという理念の下で行われることが必要である」とされました。しかし,わたくしの精神障がい者の方達への知識や認識はまだまだ乏しく,今後もより一層,成年後見人である弁護士の事務局として何をどのように支援をしていけばよいのか,関係機関との連携と協力を得て進めています。
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