春のお茶菓子--王寺町弁護士事務所の窓から
2015-04-28
奈良県王寺町の弁護士事務所、中西達也法律事務所でございます。
春の陽気が続いています。自宅のティッシュペーパーの消費が増える今日この頃です。
「春のうららの隅田川~のぼり、くだりの船人が,櫂のしづくも 花と散るながめを何に たとふべき」
これは,瀧 廉太郎作曲の歌曲集『四季』の第1曲,武島羽衣作詞の『花』です。あまりにも有名で、この「花」が歌曲集に組み込まれていたものとはご存じない方のほうが多いのではないでしょうか。春の隅田川の情景とともに、オールで水面を掻いて川を進んでいくボート、レガッタの様子が歌われています。(各大学、企業ボート部の艇庫及び練習場所は荒川の戸田に集中していますが…)レガッタの早慶戦は隅田川で開催されて、テレビ中継までされます。
隅田川は一級河川であるとご存じの方は少ないと思います。夏には河川敷で「たまやー」「かぎやー」の花火大会が開催される場所でもあり、河幅がとても広いのです。歌のイメージからせいぜい大きくて王寺から見る大和川くらいかな~との先入観で行かれると驚かれます。また、隅田川の両岸を約1kmにわたり桜並木が続き、お花見の名所でもあります。わたくしは隅田川と聞いて連想するのは向島長明寺の「桜餅」。さくらの葉が3枚も巻いてあるのです。(美味~)
ここでまた一つ、桜餅の関西と関東の違いです。関東風はまるでクレープで端から餡を巻いています。一方、関西風は粗めに砕いた道明寺粉で餡を包んだ丸い形。しっかりおなかにたまります。皆さんの想像する「桜餅」はどちらでしょうか?また両方ご存じの方はどちらがお好みですか?