王寺町 成年後見3--王寺町弁護士事務所の窓から
2015-04-21
奈良県王寺町の弁護士、中西達也法律事務所でございます。
高齢化・少子化がすすむ中,総務省が4月17日,2014年10月1日現在の人口推計を発表しました。そこで65歳以上がしめる割合は26%,75歳以上も12.5%となっていました。人口割合ではなく,人数だったら…なんと65歳以上は3300万人まで増加しています。他方,14歳以下は12.8%となり,1623万3千人との数字が出ています。
長く生きることは多くの人々の願いであり,いつまでも健康であり続けたいと願うのは誰しも同じです。しかし現在,高齢者の数が増えていく中で,一人で自立して生活することができている方は何人いるでしょうか?住み慣れた地域で暮らすために「介護予防」はとても大切です。健康寿命はご自身で延ばす事が可能です。
中西達也弁護士は後見人として認知症の方,知的障害や精神障害をお持ちの方など,判断能力が不十分になった方が,その人らしい生活をするために必要な財産管理や生活・治療・療養・介護に関する法律行為を本人に代わって行っています。しかし,一般的に、以下の行為はできないものと解されています。①身元引受②事実行為(現実の介護行為など)③医療行為の同意
本人の意志を尊重し,かつ,本人の心身状態や生活状況に配慮しながら介護サービスや医療サービスなどは福祉・医療専門職種らと連携しながら支援体制を構築し,本人のために必要な代理行為を行い,財産を的確に管理しています。
後見開始の審判の申立は4等親内のご親族様が申立人として行うことができますが,弁護士が申立人代理人として委任を受けることも可能です。成年後見人制度のご相談も承っております。
(王寺町成年後見3 H27・4.21)
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